MOS試験のスペシャリストとエキスパートの難易度と違いを徹底解説します。

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

MOS資格には、スペシャリストエキスパートがあることをご存知ですか?

MOS資格が世間的に認知度が高い人気資格だからなのか、頻繁に以下のような相談を受けます。

  • 「スペシャリストを飛ばして、エキスパートを取得してもいいのか」
  • 「スペシャリストから取得するべきなのか」
  • 「スペシャリストの方がレベル高いんですよね?」

今回の記事では、どちらのMOS資格を取得したらいいのかを解決する手助けをするために、スペシャリストとエキスパートの違いを徹底的に解説していきたいと思います。

WordとExcel

スペシャリストとエキスパートの2段階に分かれているのはWordとExcelの2種類です。

Power PointとAccessとOutlookはスペシャリストしかありません。

スペシャリストは超基礎的な機能が対象

スペシャリストは、超基礎的な機能が対象となります。

Excelなら、SUM関数やAVERAGE関数などの超基礎的な関数、表の範囲を確定してグラフを挿入したりなどの特別な操作を必要としないグラフなどです。

Wordなら、簡単の表を作成したり、画像を挿入したりなどをします。

難易度は普通

一度でも合格したことがある人からすると、至って簡単に感じるレベルだと思います。

しかし、MOS試験は問題文が独特なので、対策をしないと普通に不合格になることがあります。

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エキスパートは発展的な機能が対象

エキスパートは、スペシャリストのより発展的な機能が対象となっています。

Excelなら、VLOOKUP関数やネスト関数などのより発展的な関数、ピボットテーブルなどのより高度なデータ分析手法です。

Wordなら、差し込み文書という頻繁に使う機能、Word独特の関数などの全く使わない関数などです。

難易度は難しい

エキスパートになると途端に難易度が上がります。

しっかり対策をしないと普通の顔をして不合格にしてきます。

特にExcelのエキスパートは魔物です。

十分だと思っても、さらに十分になるくらい対策をして受験してください。

スペシャリストとエキスパートのどちらから受けたらいい?

いきなりエキスパートを受験してもいいか?

「いきなりエキスパートを受験してもいいか?」と質問を受けることがあります。

これに対する答えは、受験しても大丈夫です。

というのも、スペシャリストとエキスパートは積み上げてない部分が非常に多いです。

換言するなら、全くの別試験だということです。

ただし、これはWordの場合です。

Excelの場合は、積み上げの部分が多いので基礎をしっかりと固めてからエキスパートを受験することをおすすめします。

スキルアップして実務で活かした人

スキルアップしたい人には、スペシャリストから段階的に受験をすることをおすすめします。

背伸びしてエキスパートを受験をしても、Excelならグラフの操作ができない、基礎的な関数が正しく使えないなどということになりかねません。

というのも、「エキスパートの勉強でスペシャリストも網羅できる」と吹聴する人がいます。

しかし、これは嘘です。

先程もお話した通り、エキスパートとスペシャリストの問題は全く別物です。

「Excelは積み上げだ」といいましたが、あくまでも積み上げなだけであり、網羅しているわけではありません。

きちんと基礎を徹底して、次の段階に進みましょう。

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まとめ

では、最後にまとめていきましょう。

スペシャリストとエキスパートの違い

まずは、スペシャリストとエキスパートに分かれているのは、WordとExcelの2種類でした。

  • スペシャリストは、超基礎的な機能を学ぶ試験で難易度は普通です。
  • エキスパートは、スペシャリストの発展的な機能を学ぶ試験で難易度は難しいです。

どちらを受けたらいいの?

エキスパートから受験することは可能です。

しかし、スキルアップを目的にMOS試験を受験するのであれば、スペシャリストから段階的に受験することをおすすめします。

もちろん、会社や学校で「エキスパートにすぐに受かれ!」と言われているのでれば、よそ見をせずにエキスパートの勉強をして受験してください。

では、MOS試験を受験する受験生の方は勉強を頑張ってください。

応援しています。

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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