5年目のリベンジで合格した私の宅建士試験勉強法

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

私は5回目の宅建士試験で無事に合格をすることができました。

5年間、様々な勉強法を試し、様々なテキストを利用してきました。

その中で合格した年度に実践していた勉強法を伝授していきたいと思います。

では、今回の講義を始めます。

合格者の勉強法

合格する勉強法はシンプルです。

正誤を肢レベルで切れるまで過去問やり込む

この方法に尽きると思います。

この方法を詳細にお伝えしていきたいと思います。

過去問は肢レベルでやり込む

対策としては、やはり過去問を肢レベルでやり込むことが大事です。

この対策は、「正誤を肢レベルで切れるまで」に該当します。

実際に過去問を解くと分かると思いますが、過去問を徹底的にやり込みさえすれば肢が切れる問題が非常に多くあります。

試験時間が2時間の中で、極限のストレスを抱え、一見して非常に難しい言葉が並ぶ問題を読み、頭で考え解くのは吐き気のする作業です。

それも徹底的に肢レベルで過去問を解く訓練をしていると、瞬時に解くことができる肢が多くあるのでストレスが軽減されます。

2通りの出題方法

例えば、問題文で「正しいのを選べ」とあった場合は2通りの出題方法があります。

  • 正しい肢を過去問で出題済みの肢にし、正しくない肢を未出題の肢にする
  • 正しくない肢を過去問で出題済みの肢にし、正しい肢を未出題の肢にする

この2つのパターンでしか出題がされないので、必ず過去問レベルで肢が切れるわけです。

肢を切って、最後の2つになったときにどちらも未出題ということはありませんでした。

もちろん表現は変わることがありますし、数値や登場人物が変わることはあります。

しかし、論点という点からみたときは出題済みの肢です。

ここで分かることがあります。

過去問の丸暗記では解けない問題があるということです。

過去問の丸暗記では解けない

肢が切れるかどうかも肢をすべて丸暗記するのは到底不可能に近いので、頻出論点と結び付けて抽象化して記憶していくことになるだろうと思います。

そこで、必要になってくるのが「理解」です。

この対策は、「徹底的に過去問をやり込む」に該当します。

この問題のこの肢は、なぜこうなるのだろうか、なぜこの論点で問題になってるのだろうか。

このように「なぜ」を徹底的に追求して、頭にストックしていってください。

暗記は必ず必要です。暗記は徹底的にしてください。

暗記は、単純暗記ではなく、理解暗記を優先してください

暗記の仕方

単純暗記ではなく、理解暗記を優先してくださいというのは簡単ですよね。

非常に気持ちは分かります。

では、実際にどのように理解暗記をしていくのか。

やることは単純ですが、プロセスは非常に複雑で時間がかかります。

暗記の数をこなし、テキストを何度も読み込み前後の筋道を繋げていく

これだけです。

では、分解して詳細にお伝えしていきます。

第1段階 暗記の数をこなす

「流れを掴んで暗記をしよう!」

「理解を優先しながら暗記をしよう!」

こういった事が当たり前のように言われていますが、流れを掴む前に、理解をする前に最低限のことは暗記しなければ理解すらできません

まずは点としての知識でもいいので、最低4割~5割くらいの知識は丸暗記しましょう。

丸暗記でいいです。

無味乾燥の暗記でいいので用語や雰囲気をしっかりと暗記しましょう。

第2段階 テキストを何度も読み込む

最低限の丸暗記が終わった後は、テキストをしっかりと読み込みましょう。

正直な話をすれば、テキストの読み込みはしんどくてツラいものです。

終わりも見えないような気がして、本当にツラくツラい武者修行のようなものです。

しかし、最低限の丸暗記がされていれば、テキストを読み込むツラさも軽減されます。

それは何故かというと、聞いたことがある言葉が頻出するからです。

「これは聞いたことがある、このあたりのページに書いてあるな」

「これは確か、こうだったよな」

こういったことが丸暗記の過程を経ることで当たり前のごとく起きるわけです。

このあたりから「理解を優先した暗記」ができるようになります。

第3段階 前後を繋げる

前後を繋げるという言葉を聞くだけでは、まったく何を言っているのか分からないと思います。

しかし、これも第一段階で丸暗記の過程を経たからできることです。

何度も丸暗記を重ね、鍛錬することで点としての知識は身についてきます。

そしてテキストを読み込むことで全体の流れの中での点が身についてきます。

ただ、この状態だと全体の中にまだ点がたくさんあるだけで、膨大な情報の記憶を維持していくのは困難を伴うと思います。

なぜなら、すべてが違う事象のように感じるからです。

これを解消するために行うのが、「前後を繋げる」記憶です。

テキストを読む過程で「あーこれは、あそこに書いてあったことと関連しているな!」ということが何度も何度も起きると思います。

そのたびに、関連する情報が記載されているページ数を余白に書き込みます。

その関連する情報の方にも元のページ数を書き込みます。

そうすることで無暗矢鱈に情報が点在しているわけではないと気付くはずです。

問題は必ず解こう

丸暗記もただ何度も書いて、言って覚えるだけでは限界があります。

一度、しっかりと丸暗記をしたら必ず問題を解きましょう。

テキストを読み込んだら、読んだページに対応する問題を解きましょう。

一度、問題をしっかりと解くことで覚えるべきポイントの輪郭がくっきりと見えてきます。

無駄を徹底的に省くことで暗記する量を減らすことができます。

何度も解くことで問題同士の関連性も見えてきますし、丸暗記したことが何度も想起されることで記憶に定着していきます。

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まとめ

何回かに分けて宅建士試験についての記事を書いてきました。

世の中では過去問を覚えれば解けるから簡単

なんて無責任な言葉で溢れている国家資格となっています。

しかし、実際は過去問の丸暗記で対応ができる問題は少なくなってきています。

過去問をしっかりと柔らかく解きほぐして、自分の中にしっかりと落とし込んだ上で、何度も過去問を通じて理解・暗記をし、それが解説できるレベルまで磨き上げた知識のみが使えます。

この過程の中で最もツラいのが暗記だと思います。

暗記もゴリ押しするだけでは駄目で、テクニックとコツです。

このテクニックとコツさえ掴めば、誰でも暗記ができるようになります。

そのために、この記事を書きました。

この記事が受験生の一助になれば幸いです。

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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