プリズンツアー・広島刑務所の中を見学できる中国地区矯正展に行ってみた

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

ネットサーフィンをしていたら偶然に広島刑務所の中を見学できる催しがあることに気付きました。

宅建士試験も終わったので、今後の勉強のためにと思い見学ツアーに行くことにしました。

その時のお話をお伝えしたいと思います。

では、今回の講義を始めます。

送迎バス

6年ぶりの刑務所見学だということでわくわくして行きました。

広島南特別支援学校から広島刑務所まで『護送車』で送迎をしてもらえるということで、絶対に乗りたいと思ったので広島南特別支援学校に行きました。

物凄くデカく重厚な作りをしている『護送車』が停車しており、わくわくしながら乗車しました。

椅子の座り心地は非常によく座りやすかったです。

窓はフルスモークで、太くガッチリした柵が設置されてましたが、外はしっかりと見えました。

バスの中にバスのダイヤが貼ってありましたが、「ダイヤに関係なく順次送迎をしている」と運転手の方が仰っていました。

刑務所見学までの時間

護送車での手厚い送迎車が停車した駐車場の隣には、大きな体育館のような建物がありました。

そこには「刑務所見学はこちら」のような張り紙が貼ってありました。

それに従って歩くと、既に10人ちょいの人が並んでいました。

その先頭の前には受付がありまして、、、ここで悲劇が起きます。

受付開始まで1時間以上・・・!!!!

待ち時間の間に、前後のマダムの方と非常に仲良くなり、一緒にトイレに行ったりしました。

トイレののれん

トイレの入口に掛かっていたのれんが格好良かったです。

こののれんの特徴は刑務所が法務省管轄の施設だと分かるようになっていることです。

法務省の紋章は「五三の桐」で、のれんの真ん中にも「五三の桐」が刺繍してありました。

本当に感動しました。

体育館の飾り棚

トイレで用を足した後に落ち着いて周りを見てみると、のれん以外にも驚くものが飾ってありました。

各大会のときの賞状でしょうか?

個人的に一番感動したのは、嘉納治五郎が肖像が飾ってあったことです。

刑務官や警察官、入国警備官などの公安職公務員が学ぶ逮捕術は柔道が元になっていると聞いたことがありますが、実際に嘉納治五郎の肖像画が飾ってあるのは本当に感動しました。

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刑務所見学

刑務所見学が始まる前に引率の刑務官の方に「刑務所内での撮影はシャッター音が受刑者に刺激となるのでご遠慮ください」と仰れていたので写真はありません。

最初に広島刑務所の概要について教えていただきました。

ちょっとメモを取っていなかったので、不正確ですが、最大収容人数よりも現在の収容人数は少なかったはずです。

作業場から洗濯場まで

まず見学したのは、作業場でした。

受刑者が普段刑務作業に従事している作業場ということでしたが、すごく綺麗にされており、厳しく監督されながら刑務作業をしているのだろうと想像されました。

そして、順番に刑務所に常置されている救急車やトイレ、洗濯場などを見ていきました。

広島刑務所は救急対応が可能な刑務所のようで、簡易なオペならできるようになっているようです。

洗濯場のところに受刑者が利用している布団の見本も飾ってあったのですが、刑務所見学に来られている人が「俺が使っていたのはもっとボロかったから、これは良く見せすぎ」と言っていました。

出所後に見学に来たのかなと・・・

お部屋

各お部屋の見学です。

4人1組の人形で見本を作っていました。

「ゆったりできる感じなんだな」とポツリと言ったら、刑務官の人が「実際は5人になるからもうちょっとキツいと思います」と教えて下さいました。

そして、職業訓練ができる専用の部屋が用意されていました。

種類もいくつか用意がされているようです。

記憶しているのは、以下の2コースです。

  • 第2種電気工事士・危険物乙4・消防設備士乙4コース
  • IT基礎・簿記3級コース

お風呂とお食事

お風呂は大浴場でした。

夏と冬で入浴時間が違うようで、お湯は煙が出ていたので本当に温かいようでした。

そして、大浴場に時間が分かる大きなデジタル時計も設置されており、時間を測っているようでした。

きっちりとしていますよね・・・笑

僕は長風呂なのでしんどいです・・・

お食事を見るコーナも設置されていました。

人が多くてあまり注視できなかったのですが、カロリー別に3種類くらいでしょうか。

引率の刑務官のお話では、担当する刑務作業によって食事が変わるようです。

つまり、よく体力を使う刑務作業をする人は一番高カロリーな食事が提供されるわけです。

働かざる者食うべからずを体現される食事ですね

矯正展

1時間程度に及ぶ刑務所見学が終わり、外に出ると様々な催し物がありました。

実は矯正展に来たのは、刑務所見学だけではありません。

神楽

『神楽』を見たかったのです。

最終日の一番最後にヤマタノオロチがあるとのことでしたので来たのですが、刑務所見学が終わるとすでに始まっていました。

ちょうどオロチに酒を飲ませるところだったので、クライマックス手前です。

一番美味しいところで見始めたわけです。

お土産

パンダのスマフォスタンドが恐ろしく値下がりされていたので、購入しました。

受刑者の手作業らしく非常に美しいフォルムをしていので購入しました。

他にも財布やストラップ、服などの様々なものが出品されていました。

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まとめ

刑務所見学に受付時間なるものがあるなんて想像もしていませんでした。

適当に入って、適当に見学して、神楽を見て帰るなんてことを予想していたのですが、実際は1時間以上も受付時間を待って、1時間程度の見学をして、、、

想像以上に待つことになったので、もう2回目はしんどいですね・・・

ただ刑務所見学は非常に勉強になりましたし、刑事収容施設法の勉強をするときにもイメージが湧くので大変よい経験になりました。

後々の勉強のために見学をしたかったので、目的は達成することができました。

また行く機会があったときは、時間には気を付けていきたいと思います。

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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