MOS模擬試験プログラムが動かない3つの原因とその対処方法をご紹介します。

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みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

どうも、れきをくん(@rekiwokun)です。

こんにちは、現職でパソコンインストラクターをしています。

皆さん、MOS対策は順調ですか?

意外にMOS対策って苦戦されることが多いかと思いますが、やるべきことをきちんとやれば必ず合格することができる試験です。

MOSに合格したからとOfficeが使いこなすことができるかといえば、それは話が別ですが・・・

そのやるべきことの1つが『模擬試験』です。

最近、コロナの影響で、私はオンラインレッスンが増えてきました。

そのため模擬試験をしている生徒さんには、テキストの手順通りに模擬試験プログラムをインストールするように指示をしています。

その後に模擬を起動すると、ほぼ例外なく言われることがあります。

「模擬試験が動きません」

『MOS』という資格の対策講座をしているパソコン教室が多いのですが、私の所属するパソコン教室でも例外なく対策講座をしています。

その対策講座で使用するテキストはだいたい決まっていまして、FOM出版か日経BPという出版社が出版しているテキストを使用します。

私のいるパソコン教室では主に『FOM出版』のテキストを使用しています。

詳しいテキスト紹介は別の記事でしているので、ご参照ください。

FOM出版の模擬試験は、本番さながらの試験を模して様々な仕掛けをしているため、お持ちのパソコンの設定によって様々なエラーがでます。

そこで、今回は皆さんに模擬試験が動かない3つの原因とその対処方法をご紹介したいと思います。

では、今回の講義を始めます。

起動中のほかのアプリケーションをすべて終了してください。

まず、一番頻繁に聞かれるエラーをご紹介します。

『起動中のほかのアプリケーションをすべて終了してください。』というものです。

原因

これは模擬試験プログラム以外にもアプリケーションが起動されている場合に表示されるものです。この画面が表示された場合は、起動されているアプリケーションを全て停止しましょう。

対処方法

少し難しい操作になりますが、以下の手順で操作してみてください。

  1. [Ctrl] + [Alt] + [Delete]キーを押す
  2. 【タスクマネージャ】をクリック
  3. 【プロセス】タブの【アプリ】一覧にあるアプリケーション名右クリックし、【タスクの終了】をクリック
  4. 【アプリ】一覧に、表示されているアプリケーション名がなくなるまで繰り返す

だいたいのパソコンはこれで解決するはずです。

プログラムを一旦終了して、Windowsのディスプレイの拡大率を100%に設定してください。

次に多いのがこのパターンです。

私以外のスタッフさんは、こちらの質問をよくされると聞きました。

原因

このパターンが多いのには理由があります。

最近ご購入されたパソコンの【推奨】されている拡大率が150%が多いからです。

つまり、この拡大率を100%に変更してあげればいいわけです。

対処方法

  • 左下の【Windows】のマーク→【歯車】の順にクリック
  • 【システム】をクリック
  • 《拡大縮小とレイアウト》の《テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する》の数値を100%にする
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プログラムを一旦終了して、テキストやその他の項目のサイズを設定してください。

「プログラムを一旦終了して、Windowsのディスプレイの拡大率を100%に設定してください。」と言っていることは同じです。

上記と同じ手順で対処してください。

ちなみに、一度、生徒さんから聞かれて意味が分からなくて調べたことがありますので、よく見るパターンはこちらかもしれません。

プログラムを一旦終了して、<アプリケーション名>をパソコンにインストールしてください。

単純にバージョンが違うから出る場合もあります。

例えば、2016の模擬試験をしようとしているのに、使用中のOfficeが2013という場合です。

しかし、問題は使っているバージョンは2016なのに2016の模擬試験が動かないという場合です。

こんな意味不明なことが起きることがあります。

では、原因はなにでしょうか。

原因

最近、パソコンを買われた人に多いエラーなのではないでしょうか。

最近といっても2年くらい前から買われたパソコンに多いエラーだと思います。

というのも、2018年にWindows 10 Fall Creators Updateというのがありました。

このアップデート以降のパソコンにはストアアプリ版がインストールされていることが多いです。

実は、このストアアプリ版を使っているがために起きるエラーなのです。

FOM出版の模擬試験プログラムは、デスクトップアプリ版でしか使用することができません。

そのため、エラーが起きて模擬試験をすることができないわけです。

ストアアプリ版か確認してみよう!

  • 左下の【Windows】のマーク→【歯車】の順にクリック
  • 【アプリ】をクリック
  • 《アプリと機能》の《アプリと機能》の一覧に『Microsoft Office Desktop Apps』と表示されているか確認する。

上記の手順で『Microsoft Office Desktop Apps』と表示されていれば、ストアアプリ版がインストールされています。

※実はストアアプリ版は、Windowsストアのアプリなので『評価とレビュー』というのがあります。

対処方法

ストアアプリ版の場合は、Officeを買い直さないといけないのかといえば、そうではありません。

ストアアプリ版をアンインストールし、デスクトップアプリ版をインストールし直すことによって、模擬試験プログラムを動かすことが可能ですので、詳しく書かれているサイトをご紹介します。

パソコンのOfficeを、ストアアプリ版からデスクトップ版に入れ替える手順【図解入り】

キュリオステーション志木店さんのサイトなのですが、大変詳しく詳細に手順が書かれているのでご覧ください。

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ハンドルされない例外

たまに「ハンドルされない例外」というエラーが起きることがあります。

それについては下記の記事で解説しているので、参考にしてください。

まとめ

エラーの種類をもう一度ご紹介しておきます。

  • 起動中のほかのアプリケーションをすべて終了してください。
  • プログラムを一旦終了して、Windowsのディスプレイの拡大率を100%に設定してください。
  • プログラムを一旦終了して、テキストやその他の項目のサイズを設定してください。
  • プログラムを一旦終了して、<アプリケーション名>をパソコンにインストールしてください。

マイクロソフトが謎のストアアプリ版を始めたお陰で、最近、本当にご自宅のパソコンで「模擬試験が動かない」という話を聞きます。

パソコン・スマートフォンなどの様々なプラットフォームに対応させるために開発したのは分かるのですが、outlookでメールが送れないなどのよく分からない仕様があるので、考え直して欲しいものです。

では、今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。

今回の講義はこれで終わります。

では、またお会いしましょう!

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